大人になって気づく発達障害について


近年、大人になってから発達障害であることがわかり、苦労されている方が増えています。発達障害とは生まれ持った脳の働き方によって、集中力の欠如などの症状が見られる状態のことです。おもに「自閉症スペクトラム障害・アスペルガー症候群(ASD)」「ADHD」「学習障害(LD)」の3つの障害があり、1つの症状だけの方や複数の症状が見られる方がいます。大人の発達障害は、「スケジュール管理ができない」「ケアレスミスが多い」など、業務上で問題が生じることが多いです。そのため、自分に合った職業や理解のある企業を見つけることが大切です。Dolphindropでは大人の発達障害に対しても、問題の解決策や職業選択などについて、相談・アドバイスを行っております。

他にもこんな症状や特徴が見受けられます

  • 細かい注意を払うことができない。
  • 不注意から失敗することがよくある。
  • 注意を持続することが難しい。
  • 話しかけられても聞いていないように見える。
  • 指示されたことをやり遂げることができない。
  • 順序立てて課題を進めることが難しい。
  • 継続して課題に取り組むことが難しい。
  • よく必要な物をなくす。
  • よく関係ないことで気が散る。
  • 忘れる・抜け漏れることがある。
  • そわそわと手足を動かしたり、座っていても、もじもじ動いてしまう。
  • 着席しつづけるのが難しく離席してしまう。
  • じっとしていられないような気分になる。
  • 遊びや余暇活動を静かに取り組むことが難しい。
  • 勢いよく行動し続ける、じっとしていると落ち着かない。
  • しゃべり過ぎることが多い。
  • 相手の話が終わる前に話し始めてしまう、相手の言葉を先取りして話してしまう。
  • 他の人の活動を遮って邪魔をしてしまう。

大人の発達障害の原因


発達障害とは、生まれもった脳の働き方が他の人と違うことで起きる生活・学習面での問題のことです。しかし明確な原因・メカニズムは明らかになっていません。ただし、家庭環境や親の教育が原因であるという説は否定されています。大人の発達障害の場合、大人になってから障害が起きたのではなく、もともと苦手だったことに大人になってから直面したケースが多いです。つまり、学校教育では許容できていたことが、社会人としては重大な問題になるということです。たとえば書類のチェックや、取引先とのコミュニケーションなど、責任のある仕事において困難を感じることがあります。